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CRC日記

2020.08.03

自分を変えてくれるものが、自分を作るもの

投稿者:Poohと暮らすアプリコット

新卒で入社して10年目。嫌なこと、大変なこともたくさんあったはずですが、いざ思い出すのは楽しかったことばかりです。

国家試験の数日後、人事担当者から電話があり国家試験の自己採点の結果を聞かれました。当時は医療資格がないと入社できなかったため、不合格となった人は内定辞退をしなければならなかったのです。私は無事に合格ラインに達していることを伝えると、人事担当者は配属が東京に決まったと教えてくれました。生まれも育ちも東京の私、この連絡は同居していた母と祖母が泣いて喜んだことを覚えています(過保護ですね 笑)。

3ヶ月弱のOJT中から銀座、新橋エリアの担当となり、毎日昼食代に嘆いていたことは良い思い出です。半年経った忘年会シーズン、急に上司に呼ばれ告げられたのは「来週からがんの施設に行ってね」。祖父の胃癌をきっかけに臨床検査技師を目指し、父の肺癌を見てオンコロジーCRCになりたいと思っていた私ですが、まさかこんなにも早くチャンスが巡ってくるとは思っておらず、翌日の忘年会ではプロトコルをもらったことしか覚えていません。

それからの私はオンコロジーCRCとして日々がん患者さんと向き合うだけでなく、がん認定CRCになるための勉強や学会への参加、他施設の先生方との交流など、多くの経験をさせて頂きました。学会は米国シカゴで開催されるASCOへの参加や、日本臨床腫瘍学会での発表も経験しました。試験のミーティングで地方や海外へ行くこともあり、空き時間には観光やその土地の食を楽しむこともできます。

プライベートでは、この仕事を通じて知り合った主人と結婚し、念願のディズニーホテルミラコスタで結婚式を挙げました(写真)。お互い旅行が好きで昨年JGCを取得したのですが、コロナの影響で海外旅行に行けずうずうずしています。また、今年第一子を授かりまして、今まで走り続けてきたCRCとしての日々も一旦お休みです。ワーママとして仕事を再開しながら、旅行に行ける日を楽しみにしています。